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ワークショップ開催のお知らせ

先輩の話を聞く会
〜小耳症のお子さんをお持ちの保護者向〜

貴重な機会をありがとうございました。小耳症の当事者であるお子さんの生の声を聴くことができてとても感慨深かったです。ハンデに怯むことなく、むしろ動じずに堂々と元気に生きている姿に心打たれました。
手術に関しては、私的には手術して欲しいという気持ちが大きかったのですが、今日の話を聞いてこれから本人、家族みんなで話し合って本人にとってベストな選択ができたらと思います。
手術関係なく、小耳症である本人の気持ちやこれまでの経験談、そしてご両親の思いをきくことができて、私たち家族にとってすごく充実した時間になりました。これからも変わらず子どもの選択肢を広げる手伝いはするけれど、時には見守ったり、子どもの力を信じて尊重してあげられる親でいたいと思いました。

Message

私とコーチング

毎日のように保護者と話をする中で、自分の思いを熱く語ってしまう私がいました。
たくさんの子どもたちやお母さん方と濃い時間を過ごしてきたなかで培ってきた伝えたい思いです。
受け止めていただけることも多くありましたが、
「先生の話、頭では分かるけど、気持ちがついてきません」と言われることも・・・。
人はほんとうに自分が納得できることでしか動かないことも多く体験してきました。
私の思いをどうしたら保護者に伝えることができるのだろう。
「コーチ」という言葉に惹かれてコーチングを学んでみることにしました。
最初に出会ったのは「こたえはクライアントの中にある」という言葉。
私はコーチングを勘違いしていました。
コーチングで学んだことは、私の思いをうまく伝える方法ではなく、
保護者にたくさん話してもらって、保護者自身に考えてもらう方法でした。
もちろん教師ですから、必要なアドバイスはしますが、
「今、何を感じている?」「どうしてそう思ったの?」と訊くようになりました。
「なんでもいいから30分話を聞くよ」というと、
お母さん方はほんとうにいろいろな話をしてくださいました。
そして、気づきと、納得感が増す対話ができるようになりました。
本音がなかなか言えなくて、ひとりでがんばっている子どもたちにも出会ってきました。
親や学校の先生にだから言いにくいこともあります。
本音を出して、思いっきり話せる場に私がなりたいと思っています。

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出版情報

Coming soon…
準備中

Career

研修、講演実績

令和4年度/令和5年度
国立特別支援教育総合研究所
特別支援教育専門研修(聴覚障害)講師

令和6年4月
愛知県手話通訳問題研究会
2023年度総会&記念講演
「きこえない、きこえにくい子どもたちが
自分らしくのびのび生きるために」